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DIG-DUG
OLIVE BRICKS
大地の力強さそのものを眺める。
大地をくり抜いたような造形と、土の質感が印象的な煉瓦の照明器具。
高温の炎の中で焼かれた静かなるエネルギーをプリミティブな造形に落とし込み、光のオブジェクトとして現代の生活へ提案する。
絶妙な色味や質感によって「大地本来の力強さ」を表現する為、織部製陶独自の技術である「クレイマイスター仕上」と呼ばれる手法を用いた。
製造工程で1点1点手を加える事で、工芸品とも言える固有の趣が生まれる。形成した陶土を48時間乾燥させたのち、全長50mの連続窯を通し、1320度の高温還元焼成窯で48時間かけて焼き上げる事で、独特の風合いをまとい、土と炎の力強さが宿るオブジェクトが生まれた。
織部製陶株式会社とのコラボレーション作品「DIG-DUG」は、DESIGNART 2022公式プログラムとして、ブルーボトルコーヒー六本木カフェにおいて、「大地と炎の記憶を旅する」と題した展示をおこなった。
大地(土)を固め焼成した「煉瓦」は、今日までほとんど姿を変えることなく、主要な建材として用いられている。本展示では、現代のインテリアシーンに寄り添うデザインオブジェクトを展開。
煉瓦が作られた古の時代、先人たちも土や炎を前に素材と対峙していたのかもしれない。時を掘り起こし、創造の起源を巡る。
Photo by Ryohei Maehara
Olive Bricks Inc.
Exhibition at Blue Bottle Coffee Roppongi Cafe
DIG-DUG / 2022
Atsushi Shindo
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